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2021年09月01日(水)

もう、9月も中旬です。稲見 萌寧選手、それにしても強いですね。「 あっぱれ 」 です。そんな中、土浦市の K さんのフェアウエイウッドの装着シャフトの相談ですが・・・

JPNメーカーの P社 のクラブを愛用している K さん。少し型遅れのモデルですがほぼ新品の#5Wと、#7Wを購入、早速試打してみたそうですが、#5Wはたまたま装着シャフトが Rフレックス、#7Wは SRフレックス というモデルを手に入れたため、どうも#5wのシャフト硬度が非常に柔らかく感じてしまい、どうもシックリこない とのこと。        早速それぞれのクラブのスペックを計測してみると、 

#5W・・・クラブ長=42.5インチ、クラブ重量=294.6g、クラブバランス=D0、クラブ振動数=217cpm 

#7W・・・クラブ長=42インチ、クラブ重量=300.3g、クラブバランス=D0.6、クラブ振動数=232cpm、という数値でした。

この数値からすると、長くて柔らかいシャフトの装着されている#5Wのシャフト硬度が"より柔らかく、少し頼りない感覚” になるりやすい、ということが見て取れます。

今回は K さんご持参の別メーカーのシャフトを装着してほしい、とのことでしたので、このシャフトを装着した場合の数値予想をしてみると、今度は#7Wのクラブよりも、重量が重くなり、シャフト硬度はより硬めになり易い、という結果になりましたが、ご本人の意向でクラブリメイクをしてみることにしました。

リメイク後のクラブスペックは、クラブを少し長くしたために、クラブ長=43インチ+、クラブ重量=304.7g、クラブバランス=D2、クラブ振動数=234cpm、でした。

このクラブは#5Wで17度、#7Wで20度のロフト設定ですが、少しストロングロフトですので、実際のクラブとしては、#3~4W と、#5~7W、のクラブ構成だ、と思います。

シニア向けのクラブにはヘッド重量が軽く、ロフト角の起ったモデルが多いのが事実です。

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